シュレッダーは環境にキビシイらしい | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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日弁連の公害環境ニュース40号に

掲載された、只野靖(二弁)氏に触発

されて、啓発の意味で書いてます。

いまや秘密保持の観点からシュレッダーが

各企業に遍く普及しているのでしょうが

実は環境負荷が高い道具であるらしい。

紙をリサイクルするには一旦溶かして繊維に

する必要があるけれども、シュレッダーして

しまうと繊維が細かく切られ過ぎてしまい、

再生紙としての利用ができないらしいです。

従って、シュレッダーにかけた紙は焼却

処分しかなくCO2増加の一因になる。

只野弁護士は環境配慮と秘密保持を

両立すべく「機密文書溶解サービス」を

06年12月から利用しはじめた。この

サービスをしてくれる会社は、検索すると

いっぱいヒットします。

只野弁護士は処理コストについても

ありがたいことに言及してくれてます。

彼の委託料金は1箱20kgあたり1890円。

シュレッダーのゴミを廃棄する場合の倍は

かかっているらしい。ただシュレッダーに

かける長時間、事務局が拘束されたり

機械が故障することや電気代などの

問題も細かく詰めれば、見かけほど

コストの差は大きくないのではなく、

今後企業間競争による価格下落も

十分ありうるのではないかとの指摘。

そのほか、只野弁護士は基本的な

「不要な印刷はなるべくしない(特に

ネット画面のプリントアウト)」

「両面コピーを意識的に活用する」

「連絡文書はなるべく少ない枚数で

足りるようレイアウトを工夫する」と

いった点も押さえて説明してます。

地球環境は日々刻々と悪化して

いますので、身近で出来ることに

ついて関心の強い人にはぜひ実行

してもらいたいと思いUPしました。

ろぼっと軽ジK